僧侶との出会い(志賀海神社)

1970年の夏、私は志賀海神社にいました。写真に写っているお坊さん(左側の白い袈裟を着た方)と、右側の男性が階段を降りてきました。お坊さんは私の頭にそっと手を置き、髪を軽く撫でてくれました。
不思議なことに、そのお坊さんには「光」があるように感じられました。まるで内側から照らされているかのようでした。言葉にはできませんが、あの瞬間、私たちの間に何かが通じ合ったような気がしています。あの経験は、今も私の心に深く残っています。
日本には「一期一会」という言葉があります。この瞬間は一度きりの出会いであり、だからこそ大切にすべきだという意味です。私にとって、志賀海神社でのお坊さんとの出会いこそが、まさに一期一会でした。静かで短いひとときでしたが、今もなお、私の人生に響き続けています。
お問い合わせ:
HakataYume1970@gmail.com